ヤマハ マルチトラックカセットレコーダー
カワイのシーケンサーの前に、タスカムのカセットテープをつかった、マルチトラックレコーダーを
友人と共同で買った。
バンドにはフォステックスの4トラMTRがあった.みゅーじっくおっさんのバンドとは違い.上手な奴から録音をしていく.音楽上の順番ではない.一応全員が弾くので一発録音もするにはしたが,まぁ入れてくれたバンドはそういうものではなかった.ドラムは以前にも書いてあるようにこだわりがある録音である.そしてドラムはピンポンで1トラックへ.キーボード類で2トラックを埋めピンポンで再び1トラック.ギターとベースギターを録音.ピンポンで1トラック.このピンポンにおける音質劣化は彼らは得意分野であった.自分だけ取り残されていた感じであった.残り3トラックでコーラスやボーカルは優先であるが,音質劣化に伴うギターとキーボードの再度の録音もある.間奏のギターソロもボーカルトラック録音と同時に行う.という感じかな.みゅーじっくおっさんのプログとはだいぶちがうぞー.
後,自分自身もヤマハCMX100Ⅱを手に入れる.実のところ会社の音楽友達がCMX100を所有しており推薦されあまり分からずに買ったと思う.MIDI同期でシンクロナイザーが必要になりヤマハ製品を買う.お金があったなー.倍速でドルビーもある.クロムテープ専用.
最終的にはMIDI楽器との、同期をしたくなり、タスカムのシンクロナイザーを買って、同期までしました。
とにかく1トラックは同期用信号を録音する.これが終わると基本的にはMSXのシーケンサーとドラムマシンはプログラム済みであるので1発録音も可能である.ただ音楽的なこだわりがあるので,バンドで教えてもらったようにこだわりのドラム録音とピンポン.次は外部音源やMSXで1トラックを埋める,残りを手弾きでベースギターやテレキャスを録音.ここでミックスダウンを行う.モノラルでありながらリバーブ処理しているのでステレオになっている.ここで再度MTRでボーカルとコーラスを録音最終的にミックスダウン.
バンドでは2台のMTRなので音質劣化が伴わない.なんだか不思議な感じでした.それにミックスダウンすぐにメンバー分のコピーも出来る.録音が早くなりました.
後にNEC98ノートとレコンポーザーとサウンドキャンバスに変わることとなるが,カセットのMTRは活躍します.
不便を、克服し、便利なものへと変化させる。
これこそ、わたしたちおっさん世代の、過渡期わたりあるいた知恵の結晶。
深く同意します.現在のDAWやDTMは使いこなせないところもあるが,お金出せば割と便利です.20年程度前の電子楽器と音響機器,デジタルリバーブと安価なMTR登場で宅録は音楽の趣味を広げてくれました.現在のエフェクト等の機材より不便な機器でありながらコンプやイコライザーやリバーブ,打ち込みとMTRを何でも設定しなおし試行錯誤する.完成までに時間がかかるときもあれば,一晩な時もあります.MTRを出すまでに時間をかけるか.録音で時間をかけるか.両方か.
数本のカセットテープしか残っていないですけど,当時は当時で結構楽しみました.今,あれだけの時間とエネルギーは無いな.
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コメントありがとうございます。
ほんとうに、あんな面倒な事、いまやろうと思ってもやらないですね。
うちの、中学2年の息子に、無理やりMTRやシーケンサーの話をしてたら、3分ももちません。
まったく、ゲーム以外、興味なしのようですし、なぜ、そんなややこしいことをやってたのか、まず理解できないようです。
投稿: みゅーじっくおっさん | 2006/02/26 21:25
コメントサンキ.
えへへ.俺の子供もゲームばかり.子供から言わせると俺は音楽にきびしくうるさいそうで,俺と音楽番組を見るのは嫌いだそうです.でも器楽は演奏してくれます.リコーダー,ピアニカ,電子ピアノというところかな.でも採点はきびしいと怒ります.
現在のハードディスクMTRも自分的には難しいように感じますが,今の若い子は簡単に使いこなすように思いますぜ.一体型のエフェクターも自分的にはパラメータタイプ大丈夫だと思いますが,出来ればツマミがある方が好きですね.
投稿: HAWK2700 | 2006/02/27 21:44