無断欠勤しますって電話する

今日は通院している医者が休診日だった．それは知らなかった．

まだ会社にいるけれど，今日はここ数日の中ではマシ．朝はまだ絶不調の中にいると思っていたもので，医者に行こうかと思った．

今週末は薬の予約を入れているが，診察を希望しても土曜日だと駄目かも知れない．来週末の診察予約も確認したかった．再来週末は院長は学会出席でお休み．平日は土曜日と違って完全予約制ほどの厳しさは無い．飛び込みでも診てくれるはず．

でも，休診日だった．明日は本当に飛び込みになるけれどまず電話だな．会社に着いて少し仕事をしてから電話をしよう．

深く落ち込んでいる状態と，身体が辛いので，通院するわけだ．という相談を上司にした．俺は有休自体は多く消化しているが，完全に会社に来ないという日は年間通してほとんど無い．夜も遅くまで会社にいる．また休出もする．仕事中毒である．会社人間であると思う．

まー，最近は転職も考えていたし，診断書を提出して楽な仕事に配属願うのも考えていたが，スタマクリット一錠増やして精神的にはだいぶマシ．

で，話を戻して上司は，俺がうつ病であることを深刻に考えていない．仕事の上でも結果や実績を残している．ほとんど休まないなどの責任感も認めてくれているであろう．また工場以外の専門的な仕事以外の能力も認めてくれているようである．上司は1年以上工場の部長であるが，俺自身と仕事をあまり理解できないようであったので，どの程度かは定かではない．

また話を戻して，上司に診察券を提示し，俺はとてもしんどく仕事を満足に出来ていない．よって明日の予約を取れれば，会社を休むという話をした．了解を得た．以前に話した時より真剣に聞いてくれたようだ．診察券の威力はすごい．話しする程度とは違う感触を得た．

という話を聞いていた元部下同僚．”うつ病の人って，それほどしんどいなら無断欠勤して通院したりするんじゃないの？”．そうだ．この会社の違う部署で無断欠勤から始まったうつ病患者がいた．”じゃあ．通院で無断欠勤しますって，電話をして，明日は休むか”と答えたら，電話をしたら無断欠勤ではないと笑われてしまった．俺の責任感って変みたいだ．

でも友人たちは理解してくれていないけれど，長く通院しているのは知っているのでうつ病の話も出来る．ただ，平日に会社を休むのは土曜日が出勤の時程度で，しんどいので通うのは昨年無かった．うつ病がひどくなると自殺を考えるだろうという思考にはついていけないが，発作的には考えることもあるので，周囲と俺との差はある．深く落ち込み死んでしまおうというのは，何かそういうイメージをメディアが作っているのか．死にたいからという短絡的な物でもないんだけれど，健康な人のイメージとはそういう物かな．