仕事と会社が好き
昨夕に工程担当と話した.彼は俺と同期入社だ.俺より何倍も先に昇格していたが,課長で止まっている.俺から見て無能では無いが,俺ほどの努力はしない.ただ処世術は知っているので,いずれは偉い人になるのではないだろうか.
今月,会社は大きく受注金額を上げたので,昨晩は酒宴があった.俺も誘われたが仕事があったので参加できなかった.参加する気はあったので,いくらか仕事を片付け早めに切り上げるつもりであったが,酒宴のほうが先に終わった.2次会は社外であったそうだ.
工程担当は,受注があるほど忙しいので参加できなかったが,社長に無理に誘われていくらか参加したそうだ.彼が頑張らないといけないという事は誰もが分かることなので,彼はもちろん誘われる.俺以上に期待されているからだ.会社の鍵を閉める係は俺で無ければ彼である.月の90%以上俺たちが鍵を閉めることになっている.
本題はそういうことではなく,俺は彼の精神的なストレスとプレッシャーを心配している.うつ病になるかもしれない.でも性格上ならないだろう.
会社は,おそらく社長のプロジェクトが失敗して1000万ほどの損失を出す.彼はそれを大変心配している.受注金額を一月良くてもそれを埋めることは出来ない.つまり忙しく仕事が多くて頑張って受注金額をクリアしても賞与には反映できない.夏に出来ても冬は期待できない.このあたりの損失金額を埋め合わせることは期待していないのであろう.酒宴があることで社員は期待してしまうだろうが,実はそこまでいかないのではないかということだ.一月良くて何をお気楽なと彼の憤りがある.
俺は,良いことがあるなら素直に喜べば良いという考え方だ.しばらく忙しいのが続いている.俺も体調が悪いのを耐えて頑張っている一人である.彼も疲れているのを知っている.彼の言うことも理解できる.
でも,俺は,会社も仕事も好きなんだ.
この言葉は彼が驚いた.数年前,リストラより以前は彼もそう思っていたそうだが,今はそう思わないそうである.以前に書いた記事の犠牲や被害は俺と彼は同様のものがある.だから,彼から見ると俺は彼と同じように感じるはずだと思ったのだろう.今の会社に関しての意見が違う.同期だから同じように思うはず.同じ部署だから考え方も同じである.彼はそう思ったのかもしれないな.
実のところ.俺と彼の性格は違う.考え方が違って当然なのだが,何年も同じように話すことが出来る.いくらかの意見の違いがあっても互いに認め合っている.現状の置かれている立場だって同じようなものだ.だから驚いたのだろうな.
彼は,今,現在,会社も仕事も嫌いなのだろうか.今日は会社は休みだったが,彼は出社したのだろう.彼は被害を受け犠牲になり会社に貢献しているかもしれない.
俺は転職を考えてパソコン教室に行っている.
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