世界で一番不幸
十代の真ん中まで俺は不幸だと思っていた.今でも思わないでもないけど,まー思わないよ.だからと言うかでもと言うか,身内でも他人でも悪いことや結構不幸な人を見ても俺は悲しみを感じないみたいで,泣かない.死に対しては,仏教徒とかそういうのもあるかも知れない.死は身近に感じられたので,そう悲しいものでもない.
昨日は病院に行く前にブログを書いたり見たり,帰ってから書いたり見たり,会社で書いたり見たり,そういうのだった.
胃カメラの後で病院で寝ていると,聞こえてきて,
胃ガンです.
淡々と話す医師と驚かない患者夫婦の会話.病院では普通の会話かも知れないように,不幸は転がっている.テレビで見るまでもない.
ブログの中にも悲しみにくれている人もいる.悲しみではないか苦しみかな.自分が病気であったり,家族が病気であったり,不安を抱えていたり孤独だったり.
俺が子供の頃は喘息で親は病気の俺を育てるのが嫌になった時があるらしくって,喘息の発作の時に父親に蹴られた.母親はどうだったかな.過干渉と過保護と虐待だな.喘息がひどくなると病院に逃げられた.入院なんかすごく幸せ.見舞いに来る親を怒鳴りつけて帰らせたのは小1かな.これはどちらも軽く不幸なケース.
今の心療内科には20代の真ん中ぐらいで通い出して,当時の院長が原因は家族にあるからと母親を呼んで,当時の俺に何週にもわたって分からせようとして,俺は誤解か曲解をしたので,後にうつ病になったと思う.
だからって,喘息でなくなった先輩とその親.精神病から亡くなった従兄弟と叔父.彼らより幸せだろ.で,病院で暮らして,病院で生きるアドバイスをもらってるもんな.俺.
この記事はあまり面白くない.面白くないのは好きでないけれど,そういう気持ちになったので特別です.これは公開日時指定なので,後に公開をやめるとか出来るようにしますけれど,記事は削除できるもんね.
« 胃カメラをしたよ | トップページ | 背中と腰 »
コメント
« 胃カメラをしたよ | トップページ | 背中と腰 »
おはようございます
幸・不幸。。。私基準だったら私は不幸だとは思わないかな。
私に関わる人は不幸だとは思うけど。
コメントサンキ.
そんな災いの元みたいな.でつさんは割と普通のことでも,極端な感性を持っているから.
もっと多様性とか.多面的とか.視野の広さとか.そういうのが大事だよ.ちがうかな.
投稿: でつ | 2007/03/23 07:23
私は不幸です。
最近また毎日泣き暮らしているし。
胃ガンです、って言われても、やっと楽になれる。。。としか思わないだろうな。。。
だからといって、苦しんで死ぬのはイヤだな。。。我が儘ですね。苦笑。
私も小さい頃、咳が止まらなくて咳き込んでる時、父親に「うるさい!」と怒鳴られました。母親に向かって「咳させるな!」とも言っていました。
直接私たち姉妹には手を上げたことのない父でしたが、母への暴力はよく目にしていましたし、母を父からよく守ったのも私の役目でした。
でもね、でも、父が亡き今、よく考えてみると、一番私のことを考えていてくれたのは父だったんですよね。
自分が親になって初めて分かることだけど、親だからといって、すべて子供優先で心穏やかに暮らせるってわけじゃないんですよね。
だから、あの頃の父は仕事のストレスとか酷かったんだろうな、とか、今になって分かるんですよね。。。
かずなさんは不幸なのか...優しい旦那さんやかわいい子供がいるから大丈夫だと思っていました.
そうですね.俺も死にたいという気持ちになることもあるので分かる気はします.
親が嫌いなのは,俺が喘息で困っただろうという気は分かるのですが,俺は自分の子供にそういう仕打ちはしないので,何かがちがう気がします.たぶん今が同じような年齢なんだろうけれど,困らせられても,俺ならしないような気がします.
かずなさんの話は,俺の妻ならよく分かるような話で,妻の父親もそういうタイプでした.
投稿: かずな | 2007/03/23 21:12