ほぉ．休んでもいいか

俺は会社を休んではいけないと思っていたわけでもないが，休むというのは充分な理由が必要だと思っていた．

月曜日と火曜日に結構な仕事をした．水曜日は倒れるかと少し心配をした．水曜日に朝起きると会社に行けないのではと火曜日の帰る時に思った．帰宅すると妻と子供は妻の実家へ行っていて，割と気楽な夕食とお風呂と就寝．

今朝は，想像以上に元気だった．確かに気が重い仕事は終えているからそのはずでもある．気が重い会議も月曜火曜と連チャンだったが，その後は無い．

まー．今日もいくらか無謀な仕事の依頼が入って，気が重くなったら，元部下がもう辞めたらと助言．確かに最近は負担が大きくなるばかり．新人の指導も負担の一部ではある．

で，上司二人に健康上の相談という意味で．退社の相談と書いてしまった．

現状，体調が悪く．本当にいくらか休むだろうと俺は思ったところだった．負担の軽減のためのアイデア．役職の軽減．担当の軽減．そういうのを相談の席で持ち出そうと思ったが，全然違って休みなさいだって．

本当に大きく休む．医師の言う2週間の休養は認められないのかな．それは評価で減給の対象だよと釘を刺されたが，診断書があれば大丈夫だろう．

それよりも体調が悪いなら，上司に断りの必要はあるが，段取りを踏んで休みなさいという事．休んでも俺しかできないような事は認められないのかな．休めない事もあるという事かな．

確かに忙しいとか．負担が大きい時は気合いがある．勢いもあるので大丈夫な感じではある．それが切れた時の方がどっと落ちるから．今がそうなんだけれど．

昨年の春に診断書を提出．昨年の夏に数日を休んだ．医師とは年に数度も倒れるのはそういう会社だから合わないというような話をした．ずいぶん前の話だけれど．そういう話をした．俺は会社も仕事も好きだから，辞表は書きたくない．

相談の結果は休んでもいいとの事．上司たちは病気の事は分からないから，定期的に健康の報告をしてくれとの事．もし休んでも元部下と新人がカバーするからとの事．

現実．元部下も新人も二人ならカバーできるが，二人がカバーすると，他の工程に支障が出るのでそういうわけにも行かないだろうが，そういう現実を知ってもらうためにも体調が悪いなら休むのは有りという事になってしまった．

少し不思議な結果でもあり，自分が悪いという欠勤も有りだという事に驚いた日だった．健康状態を教えるという伝達能力が俺にあるかどうかはともかく．今年の春は新しいステージに上った気がします．新しいステップに降りたという気もします．