不勉強が身にしみる

学力・思考力・社会力とは何か．

タイトルで笑ってね．妻と百貨店の書店で探している本はあるかと見ていたら，無いんだけれど，この本のタイトルはすごいなと．

確かに手に取ると面白いわ．妻に見せると面白いから読むと．先に俺が読みました．

2005年12月の本．もう2年前だけれど，別に世の中は改善されたわけでもないから面白いよ．

何が面白いんだろう．とにかくタイトル通りだ．俺は勉強をしていない．中学が養護学校だったり，高校が工業高校だったり，大学は行っていなかったりという，そういう歩みでの不勉強さも身にしみるんだ．きっと，俺の子供は，俺が子供の歳より賢いだろう．ゆとり教育でなくてもそういうものだ．

この本と少しだけ似ているのは，俺は本が好きで，授業中に借りてきたり買ったりした本をずっと読んでいるようなことかな．高校の授業で先生が勉強でもない社会的な話か道徳的な話を俺たちにしてくれようとする．勉強じゃないんだからと俺は本を取り出すと怒られるんだ．教師からも周囲の同級生からも．

これは，あれだよ．勉強の本として読むより自分のこととして読まない方が良いかも知れない．子供に対する自分とか．ゆとり教育に対しての感想とか反応とか．指導とか教育ではないと思うよ．エッセイだろう．

例えば，俺は勉強をあまりしていないんだし，本当に賢くはないんだけれど，同僚たちは勉強をしているという．そうだ．勉強をしないと試験には受からないし，勉強をしないと社会で生きていけない．社会学経済学を知らないならニュースも読めないし分からない．電機や電子，情報工学を知らないなら仕事も出来ない．

だから一般の人はすごく賢いと俺は思っているし，ついて行くためにも勉強をする．そうなんだ．大学受験という行為はすごいと思っている自分がいるんだ．内の若者は大学を卒業しているので，俺はやっぱり尊敬をする．卒業してからはしていない様子だけれど．

後から思い出してここに追記をしているんだけれど，著者の一般の人と，俺の思う一般の人は違うな．一般の人という意味や表現が間違えていると思うけれど，このブログは修正や書き直しがやりにくいのでこのままいきます．

でも，高卒から勉強をするのと大学から勉強するには，スタートが違うじゃない．ただ社会的にはそうではないかも知れない．どうも著者は社会的に勉強をしない親が増えてきているから，社会的に子供が勉強をしなくなる．国際的に育たない．家庭で親が学校で教えない勉強の分野を担当するか．出来ないなら子供にこういう本を読ませたらどうだろうみたいな案だな．

この本は内容が面白いので，内容が正しいとは少し違うと思う．ただ勉強にはなるはず．

そうそう．勉強をしないとどーなるかだけれど，分からないなら信じる．

俺はこのブログでも時々書いているが，テレビは間違えていることを放映している．メディアは正しくない．どこの分野でも偏りはある．そして偏らない生き方や方法は無いので，本当に正しいことは自分で見つけないといけない．だからテレビで見たからとか新聞で読んだからといって，分からない分野を信じるのは危ないよ．そういうことを考えながら生きていくのが良いよ．

そういう意味では，俺は正しくはないとか賢くない俺を信じているので，医者をも信じていないかも知れないなー．だから病気になるんだろう．というか治らないんじゃないかなー．これもまずいなー．