ライラ黄金の羅針盤とはとか
この映画は3度泣いた.全部.熊のせいだ.
よろい熊だったかな.映画の中の動物はみんな話すんだろう.熊も話す.戦うところはテレビのCMでも有名なシーンだけれど,勝つんだ.ここ泣くと思うのは俺だけだと思う.
次はね.ライラを背負って走るシーンだ.それだけなんだけれど,疾走感で泣く.いや.普通は泣かないよね.俺は映画がきれいだと泣くタイプなんだ.で,誰が観てもきれいだと思うかについては間違えていると思う.俺がきれいだと思うところだ.制作者側は泣いてもらえると嬉しいようだろうね.ここはきれいな疾走感です.
最後にね.ライラを助けに来るんだ.来ると思って来たから,ここはストーリー上の様式美で泣くんだ.
で,映画の面白さは,どうなんだろう.ネバーエンディングストーリーなんかは観ているけれど,ファンタジーはあまり観ないからなー.原作が児童文学なんだって.その割に展開は早いし.結構難しい表現とかしているし.子供と一緒に見に行って,吹き替えを観たんだけれど,やっぱり難しいと思う.訳を偏らせて謎を作っているからだろう.もちろん.原作の訳は知らないよ.でも,子共は”エラゴン”よりは面白くないって.
ライラちゃんはかわいいかな.万人受けを狙っていないようで,映画のためのオーディションだから.これはこれで合っているんだろう.元気で活発.嘘つき得意.優しいより強い子なんだろう.
出ている人は好きな人もいるんだ.魔女だって.好きだ.007もDVDで観たぜ.
まー.でもダイモンは良いのかどうか.自分では分からない.これは映画版で不要じゃないかなー.原作の映画化だからだいぶ印象が違うんだろう.大人だから違うのかも.
このゴールデンコンパスは,きれいに入っていくんだけれど,短くって良いね.これはしつこいぐらいあるんだ.
面白いよ.お勧め感はある.今日はシネコン1000円の日.ちょうど良い2時間を得られたのじゃないかな.テレビでDVDの2時間よりはだいぶ贅沢だもん.音響とかね.
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