山の仕事を終える事はできた

今日も最後だった．

内の部長は兼任部長さんなんだ．そういうわけでフロアが違う．彼は一段上だ．

で，その上のフロアの次長さんが終わりだよって話して，次の内の課長と下の鬼悪魔が帰りまして，俺は最後だなって．

最後になるメンバーって決まっているでしょ．

上のフロアでも決まっているんだけれど，その彼ではなくって，内の部長．

上の階から降りてきたエレベーターに．降りてきた誰かに挨拶をして帰ろうと思ったら，内の部長．

置いてきぼりかとかつぶやいてやがる．

俺，今，報告したじゃないですか．

君．最後な．

とか何とか言って，俺はやっぱり最後だ．

なんて言うの，今週は俺は三度も最後だったぞ．

さすがに珍しい．内に若者が配属されてから初めてじゃないかな．

週に半分．最後になっているものな．

残業時間に鬼悪魔の彼が，心配をしていてくれているのかどうか．

きみ．疲れているね．今日は疲れているね．

そうだ．今日の俺は朝から疲れていたな．

会社に行きたくないのはいつもだけれど，朝は起きる事がなかなかできない．

会社に行っても，いつものようにはかどらなかった．昨日とはだいぶ違うぞ．

お昼に頓服を投入．

山は乗り越えているんだけれど，残っている山に対して始める時間が違う．

確か今日も遅い時間の覚悟ではいたんだけれど，最後になるとは思っていなかったな．

で，実際．山の仕事を終える事はできた．

終わるまですると終わるものだからな．

もう．こういうのはなんだ．粘り勝ちかな．

あー．疲れた．明日は寝てやりたいと思う．