小皇帝な若者と小心者の俺

まー．そうだな．

部長が見るに，彼は，社会的な満足が低いのだろう．会社だから貢献をしてもらいたい．それが俺の負担軽減と，彼の仕事の遅さを解消するために時間の制限をつける．

納期に間に合わない遅さなら俺がしてしまうという甘えみたいな感じ．

医者から見ると，自分はこの程度会社で貢献をすれば満足．仕事の中心は俺だからお手伝い．アルバイト的な気分かな．

簡単に言うと，俺の鬱的な性格．

彼を尊重し放任しているんだな．

だって，指導をすることから逃げているじゃないか．

じゃあ．彼が仕事ができる人物ならどうだっただろう．

俺が危機感を持って，何も出来ない自分を保っていけないかも知れない．

だからさ．優しいんだろう．

彼から見ると．自分を大事にしてくれる優しい理解者．

たぶん．彼を尊重しているところは彼の良いところで，そこの部分は，まー良いんじゃないかという俺の甘えだな．

彼から見る勝手な判断は，優しい上司かも知れないと思う．

厳しい上司になりたいものだな．