すごい人たち

昨日も最後から二番目だったけれど，今日もだった．

最後の人は違う人で，一応，最後の人に挨拶をして帰ろうと思ったんですが，

最後の人は鍵を持っていないって．

きっと会社の鍵はどこかにあるんだろうけれど，

俺は鍵を締めました，

なんとなくやっぱり最後な気分．

先日，ずっと昔にいた部署に新しく採用されて部長になった人．

先日納期の無い案件で，急な依頼をしたのは俺．

突発事項に対応できないので，止めて欲しいとかだったかな．

その部長さんは，以前は大きな会社にいた人なんですね．

今は中華圏の会社にいた人です．

大阪の企業でした．今は跡地にニトリが立つようです．

とても上から目線だ．

でも，悪い人では無い．

面白いことに自信家でもある．

根回しはしない．

内の部長さんは少し呆れてもいる．

よそ部署の取締役は怒っていたりする．

でも，当人は分かっているのかどうかは知らない．

話を戻して，俺はその案件の依頼者なので，どう思っているかみたいなメールが来て．

一応返信はした．

どうもしない．

今までどうりだ．

突発事項はいつ飛び込むか分からない．

そんなことに配慮はできない．

だから俺は今日も三時間の残業をしているんです．

三分の二は手当が付きます．三分の一はサービスです．

今日は若者はあんまし仕事をしなかった．

もしかすると最近は全然仕事をしていないかも知れない．

今日は，帰る前に急な依頼があって，明日発送厳守だそうだ．

いや，最悪俺がしますからと思っていたら．

仲間が，若者を甘やかしてはいけないと思ったのか．

配慮してくれた．

設備の配慮をしてくれた．

パートさんに急ぎの仕事をさしているのですが，若者はそれより急ぎな案件なので，

設備を取り上げて大丈夫じゃないですか．と言う．

若者は残業はしない．

若者ルールがあって，残業の指示は前日か，当日の早い時間にしないといけない．

帰る一時間前に，明日発送厳守願いますというのは，指示が遅すぎる．

ただ，俺なら残業するのでできる．

たぶん．指示したのは，俺が担当するんだと思ったんじゃないかな．

残念ながら他にも仕事があるのでした．

とにかく残業をしないと定時で帰るので，残業をしないのかと嫌みを言われながら帰っていった．

最近，俺は読んだのですが，今，四十くらいの年齢の人はロスジェネらしい．

就職氷河期を過ごしているので，会社に何かを求めるのは就職に成功しただけなんだって．

就職に失敗すると，仕事をするとか給料をもらうとか．対価であるとか．

そういうのは分からなくて，当然らしい．

とにかく，ロスジェネという，元大企業という．

すごい人たちだと思うな．