怖かった
夕方,仕事をしていたら電話.
父親のケアマネさん.
デイが終わって,家に着いたら,鍵がかかっていて,家には入れない.
母親が出かけているか,お風呂か.
とりあえず,俺の家には鍵がるんで,それで開けると伝える.
10分あれば行ける.
と言って,行って見ると,
鍵を開けると,手押し車がある.
母親は家にいる.
中に入ると,お風呂の電灯は消えている.
テレビのある部屋で母親は寝ているのだけれど,テレビはついていない.
でも,寝ている.
死んでいるのかな.
ベッドに転がっている.
近づいて,”おかん”と声をかけ
手を揺する.
母親は目を開けて,”なんであんたこんな時間におるん”.
生きてます.
”おかん.何も無いか.生きているか”
”何を言うてるの”
俺は,運転手さんに.”何も無かったです.おかんは寝ていました”
運転手は,”何度も電話したんですよ.呼び鈴も鳴らしたし”
”すみません.本当に申し訳ないです.ありがとうございます”
”何も無くて良かったですわ”運転手さんは帰っていく.
俺も会社へ帰る.
怖い思いをしました.
俺は死人を最初に見つけた人になったかと思った.
何も無くて良かったです.
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